*この秋、4劇場(※)で歌舞伎・文楽が上演される『伊賀越道中双六』。
ブーム到来な予感!?な『伊賀越』が気になるあなたのための、ひとくちコラムです。
※9月国立小劇場(文楽)、9月公文協西コース(歌舞伎)、11月国立大劇場(歌舞伎)、11月国立文楽劇場(文楽)
今日のテーマはこちら!
●三大敵討ち● 伊賀越レベル★☆☆
まずは基本のお話から!知ってるよ~、という方も、読んでくださいね。
敵討ちといってもいろいろとありますが、「三大敵討ち」と呼ばれる有名な敵討ちがあります。
敵討ちといってもいろいろとありますが、「三大敵討ち」と呼ばれる有名な敵討ちがあります。
さてクイズです!
「三大敵討ち」すべてお答えください!
・・・
答えは
1:赤穂浪士の敵討ち
2:曽我兄弟の敵討ち
そして
3:伊賀上野の敵討ち
です!
・・・
答えは
1:赤穂浪士の敵討ち
2:曽我兄弟の敵討ち
そして
3:伊賀上野の敵討ち
です!
・・・
まずは超・有名、大人気の忠臣蔵、「赤穂浪士の敵討ち」。
歌舞伎だけでなく、ドラマや映画でも度々取り上げられてとっても人口に膾炙しています。
今年11月と12月には歌舞伎座で2か月連続の通し上演が。楽しみですね!
次に、歌舞伎の定番キャラクター、「曽我兄弟の敵討ち」。
江戸の人々は曽我兄弟が大好き。
お正月の歌舞伎は曽我兄弟に関係する物語を上演すると決まっていましたし、『壽曽我対面』『助六』『矢の根』『外郎売』などはみんな曽我兄弟が登場します。
定番なあまり、だんだん、タイトルに「曽我」と入っているだけで中身は全く曽我兄弟と関係ないものも出てきたり…
そして最後の一つが「伊賀上野の敵討ち」。
荒木又右衛門と渡辺数馬が、数馬の弟の仇・河合又五郎を討った事件です。
「荒木又右衛門の三十六人斬り」は読み物や講釈で有名になりました。
(実際には36人も斬っていないようですが…)
で、この敵討ちをテーマにしたのが、今秋大注目の『伊賀越道中双六』なのです!
残念ながら「伊賀上野の敵討ち」は現在ではあまり有名ではありません…
が、歌舞伎の作られた時代には赤穂浪士や曽我兄弟と肩を並べる大人気の敵討ちだったのです!
『伊賀越』を知ってこその歌舞伎ツウへの道!
『伊賀越道中双六』、この機会にぜひ劇場に足をお運びください♪
『伊賀越道中双六』、この機会にぜひ劇場に足をお運びください♪
・・・
次回は三大敵討ちと、あの縁起のよい○○との意外な関係です。
お楽しみに!
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